ケアマネジメントが大きな転換点を迎えていることは、改めて強調して言うまでもない業界の共通認識だ。【Joint編集部】
厚生労働省の検討会では、ケアマネジャーの役割の明確化や業務の再定義が正面から取り上げられた。昨年末に公表された報告書は今後、地域の介護サービスの質や居宅介護支援事業所の経営に大きな影響を与えることになる。
こうした動向を踏まえ、日本介護経営学会が主催するシンポジウムが3月9日に開催される。テーマは「介護経営の視点から考えるケアマネジメントの未来 〜ケアマネジメントの諸課題に関する検討会の提言を踏まえて〜 」だ。
厚労省の黒田秀郎老健局長が登壇する。第一線の専門家が集まり、ケアマネジメントの未来を多角的に論じる。
《シンポジウム概要》
日時|2025年3月9日(日)13時30分〜17時
会場|アマゾンウェブサービスジャパン(AWS)東京オフィス=東京都品川区上大崎3-1-1
形式|リアル会場とオンライン(Zoom)のハイブリッド
※ シンポジウムの詳細や参加申込はこちらから↓
シンポジウムでは今後の制度改正の方向性、それが現場に与える影響、介護事業者の経営戦略といった幅広いテーマが語られる。新時代を迎えたケアマネジメントの航路を探る重要な機会となりそうだ。
日本介護経営学会は、「これからの介護経営の道筋を示す。介護に関わる全ての方々のご参加をお待ちしています」と呼びかけている。
《プログラム》
◆ 基調講演
黒田秀郎氏(厚生労働省老健局長)
◆ パネルディスカッション
【座長】
宮島俊彦氏(当学会監事・兵庫県立大学 客員教授)
【コメンテーター】
田中滋氏(当学会会長・埼玉県立大学理事長)
【パネリスト】
◯ 黒田秀郎氏(厚生労働省 老健局長)
◯ 柴口里則氏(日本介護支援専門員協会 会長)
◯ 柴山志穂美氏(日本ケアマネジメント学会理事・神奈川県立保健福祉大学准教授)
◯ 石山麗子氏(当学会理事・国際医療福祉大学大学院教授)
◯ 香取幹氏(当学会理事・事務局長・株式会社やさしい手代表取締役社長)
シンポジウム後には、登壇者や参加者がコミュニケーションをとる研究交流会の開催も予定されている。
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