日本介護経営学会が11月26日に学術大会を開催する。今年のテーマは「まっとうな介護の生産性論を真っ正面から議論する」だ。【Joint編集部】
高齢者の急増と現役世代の急減で人材確保がますます難しくなっていく今後、どの分野でも生産性向上が極めて重要な課題となることは論を俟たない。
では、介護現場の生産性向上とは何か。どんな視点を持ち、どこを目指して取り組みを進めればいいのか。この学術大会では、有識者らが事の本質を鋭く問う。
■ 日程と会場
2023年11月26日の日曜日に、東京都千代田区の大塚商会本社(東京都千代田区飯田橋2-18-4)で開催される。受け付けは12時から始まり、大会は13時から17時まで。Webでの同時配信も用意されている(Zoom)。
■ テーマと大会長
大会のテーマは「まっとうな介護の生産性論を真っ正面から議論する」。大会長は慶應義塾大学・経済学部の駒村康平教授が務める。駒村教授は介護や福祉、年金など社会保障分野の第一人者の1人だ。
■ プログラム
今回の学術大会には以下のスピーカー、パネリストが登壇する。
= 基調講演 =
◯ 桑原進氏(一橋大学経済研究所世代間問題研究機構教授)
= パネルディスカッション =
座長
◯ 駒村康平氏
パネリスト
◯ 桑原進氏
◯ 奥山晃正氏(厚生労働省老健局高齢者支援課 介護業務効率化・生産性向上推進室室長)
◯ 長澤紀美子氏(高知県立大学社会福祉学部教授 学部長)
◯ 村木宏成氏(社会福祉法人愛生会理事長)
◯ 村上久美子氏(UAゼンセン日本介護クラフトユニオン副会長)
■ 参加費
大会への参加費は会場・Web参加ともに以下の通り。
◯ 会員:2000円
◯ 一般:3000円
◯ 学生:1000円
この学術大会は、介護現場の生産性向上について最先端の知見を得られる貴重な場だ。全ての介護サービスの事業者、施設・事業所の管理者、責任者、専門職らが対象となる。
日本介護経営学会は、人材確保が難しい中でも介護の質を更に向上させていく未来、職場環境を改善して職員の負担を軽くする未来を目指す全ての関係者に対し、参加を呼びかけている。
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