総務省は9日、昨年の日本人の出生数が前年より3万1285人少ない81万2036人だったと発表した。【Joint編集部】
1979年の調査開始以来の過去最少を更新。更新はこれで6年連続となった。少子化に歯止めがかからない状況はなお変わっておらず、これは医療・介護など社会保障の今後のファイナンスにも大きな影響を与えるとみられる。
一方、昨年の死亡者数は144万1739人。高齢化の影響で過去最多となった。死亡者数から出生数を引いた人口の自然減は62万9703人。過去最大となっている。
統計によると、今年1月1日時点の65歳以上人口の割合は28.53%となった。生産年齢人口は59.53%。こちらは毎年低下し続けている。