政府は21日に「デジタル臨時行政調査会」を開き、もはや時代に合わなくなった既存の「アナログ規制」の全面的な見直しに向けた工程表をまとめた。【Joint編集部】
介護分野では、ケアマネジャーの法定研修の負担を軽減する方針を盛り込んだ。
申し込み、受講、修了証の発行といった一連のプロセスを全てデジタルで完結できることを、来年3月までに改めて広く周知すると明記。指定された場所へわざわざ行かなくても、資格を取得・維持できる都道府県の拡大を図る方針を打ち出した。
ケアマネの法定研修をめぐっては、厚生労働省も負担の軽減を図る意向を示している。20日にまとめた審議会の報告書に、「オンライン化の推進や受講費用の軽減を含め、研修を受講しやすい環境を整備していく」と書き込んでいる。