

介護現場の夜勤の実態を探る調査の結果を、医療職・介護職の労組「日本医療労働組合連合会(日本医労連)」が17日に公表した。【Joint編集部】
それによると、夜勤明け翌日の勤務免除・休日が必ずしも保障されていない施設は37.8%。前年より3.9ポイント増加した。
日本医労連は、介護職の重労働の解消は離職を食い止める観点からも重要だと指摘。一層の処遇改善・負担軽減の必要性を訴えた。
この調査は昨年6月に実施されたもの。日本医労連の加盟組合から、特養や老健、グループホーム、小規模多機能など121施設、176職場の回答を得た。
調査結果によると、12時間以上の勤務間インターバルが必ずしも確保されていない施設は25.5%だった。夜勤手当の平均額は、2交替制の正社員の平均で6290円となっている。