daihatsu-2024.12-lead-pcside01-banner03
2025年1月7日

「先走ると培った信頼を失う」 ケアマネの保険外サービス、運用の注意点は?

このエントリーをはてなブックマークに追加
《 株式会社マロー・サウンズ・カンパニー 田中紘太代表 》

利用者・家族のニーズに応える形で増加したケアマネジャーの業務を、厚生労働省が初めて具体的に整理した。昨年末に公表した検討会の報告書で、「法定業務」「保険外サービスとして対応し得る業務」などと分類。業界に波紋を広げた。【Joint編集部】

daiichihoki-2024.12-sp-banner01

保険外サービスは、介護保険の自己負担とは別に利用者から自費を徴収する形などを指す。国が「対応し得る」との解釈を示したことで、これからどう向き合うべきか模索する動きが出てきている。


東京都や千葉県などで居宅介護支援を展開する株式会社マロー・サウンズ・カンパニーの田中紘太代表は、検討会の報告書を「衝撃的で画期的な内容」と位置付ける。

田中代表のコメントの動画はこちら↓

居宅介護支援事業所が保険外サービスを運営することについては、「自費を徴収すること自体は悪いことではない。ケアマネジャーの処遇改善にもつながる」と前向きな見方を示した。


一方で、「悪徳事業所が出てくる恐れもある。ここで先走って信頼を損なえば、業界全体をネガティブなイメージが覆ってしまう」と指摘。「市町村や業界団体などを含め地域で話し合って適正価格を考え、それを分かりやすく明示していくことが重要。まずは国の通知を待つべき」と呼びかけた。


daihatsu-2024.12-lead-pcside01-banner03
Access Ranking
人気記事
介護ニュースJoint