あつまれイノベーター! 持続可能な未来の介護現場のために SOMPO、CareTechシンポを11月6日に開催
人間とテクノロジーの共生による新しい介護のあり方を創造する − 。
これをミッションに掲げるSOMPOケアのリビングラボ「Future Care Lab in Japan」は、CareTechシンポジウム「介護テクノロジーの創りかた・使われかた」を11月6日に開催する。【Joint編集部】
介護ニーズの拡大や介護人材の不足といった大きな課題と向き合い、持続可能なサービス提供体制の構築に向けて介護テクノロジーを新規事業で開発している企業、スタートアップ、ベンチャーなどが対象。DXを推進している介護事業者もオンラインで参加できる。
シンポジウムは昨年に続き2回目。前向きな発想、アイデア、テクノロジーを介護現場で実際にどう有効活用するかが大きなテーマとなる。
例えば、1社だけでは把握しきれない介護現場のニーズを共有すること、介護現場での実証評価について気付きを得ること、様々な疑問や課題の解決につなげることなどを目指す。登壇者や参加者との情報交換の場としても使えそうだ。
Future Care Lab in Japanは「後日、ご希望の開発企業に対して相談対応を行うとともに、介護テクノロジーの有効性を確認した場合は、当社や連携先の介護現場での実証評価、業務提携なども検討する」としている。
会場は東京都品川区大崎。参加費は無料だ。プログラムなどは以下の通り。詳細や参加申し込みは公式サイトから。
CareTechシンポジウム「介護テクノロジーの創りかた・使われかた」概要
日時|2024年11月6日(水)14時から18時
会場|大崎ブライトコアホール(Zoomのリアルタイム配信あり)
セッション1|2030年から問う介護
テーマ①:ひろがる、介護施設の可能性〜開かれた介護施設へ〜。国立大学法人東北大学大学院工学研究科教授 平田泰久氏
テーマ②:快適な暮らしを考える〜居室は寝るだけの場所から、趣味や人との団らんの場所にもなる〜。パラマウントベッド株式会社 技術開発本部 デザイン部 チーフデザインオフィサー 野口二郎氏
テーマ③:職員が記録しない介護記録〜記録するための業務時間を極限まで減らす〜。株式会社ブライト・ヴィー 代表取締役社長 飯田友一氏
テーマ④:働き手はどんな職場を選ぶか?〜負担を軽減しながら働ける職場環境〜。社会福祉法人若竹大寿会 理事長 竹田一雄氏
進行:「2030年から問う介護」企画開発責任者 SOMPOケア株式会社 Future Care Lab in Japan 副所長兼主任研究員 芳賀沙織
セッション2|開発企業とFuture Care Lab in Japanの取り組み事例〜サービス付き高齢者向け住宅向け安否確認システムの開発〜
Enazeal株式会社 取締役副社長 畠山公治氏
進行:開発協力責任者SOMPOケア株式会社 Future Care Lab in Japan 研究員 丹野有
◆ その後、登壇者や参加者との立食形式の交流会