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2024年8月21日

介護事業者の経営情報の報告、必須の職員数はどうカウント? 厚労省Q&A

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《 介護保険最新情報Vol.1305 》

厚生労働省は20日、全ての介護事業者に経営情報の毎年の報告を義務付ける介護保険の新たな制度をめぐり、具体的なルールなどを明らかにするQ&Aを公表した。【Joint編集部】

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必須の報告事項に含まれる事業所・施設の職種別の職員数について、「どの時点の職員数を報告するのか」との質問を掲載。「会計年度の初日の属する月に給与を支払った職員数の報告を」とアナウンスした。


また、1人の職員が複数の仕事を兼務しているケースについては、「主として従事している職種のいずれか1つで報告を」との解釈を示した。介護保険最新情報のVol.1305で現場の関係者に広く周知している。


この新たな制度は、昨年の法改正に基づいて今年度から導入されるもの。介護事業者の経営状況を“見える化”してより精緻な分析を可能とし、介護報酬改定など重要施策の精度を高める狙いがある。厚労省は今月2日、制度のポイントや留意点などを整理した通知を発出していた


今回のQ&Aでは、介護事業者の報告ツールとして新たに整備する「介護事業財務情報データベースシステム(仮称)」にも言及。稼働開始は来年1月の予定だが、「事業所・施設向けの操作マニュアルなどを今年秋頃を目途に作成し、厚労省ホームページへ掲載したうえで事務連絡などで案内する」と重ねて説明した。


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