新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受けて、厚生労働省は22日、有識者らの意見を聞く会合を開催した。【Joint編集部】
武見敬三厚労相はこの中で、「過去の状況などを踏まえると、夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」との見解を表明。「感染が拡大していくと、医療現場や高齢者施設、重症化リスクの高い方などへの影響が懸念される。引き続き感染状況を注視していく」と述べた。
また、感染対策のポイントとして、手指の消毒、換気、医療機関や高齢者施設でのマスク着用などの徹底をあげた。
介護現場からは、全国老人保健施設協会の東憲太郎会長が参加。高齢者施設内で感染が広がった際に現場にかかる負担の大きさなどを訴えた。
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