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2024年7月22日

介護福祉士国試のパート合格、来年度から導入 3分割した科目ごとに合否を判定 厚労省案

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《 厚労省 》

厚生労働省は介護福祉士の国家試験のルールを来年度から見直す。複数科目ごとに合否を判定する「パート合格」を新たに導入する。【Joint編集部】

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今月12日に開催した検討会で見直しのスケジュールを明らかにした。今夏にも方針を固める。


国試をより受験しやすいように改め、人材の確保につなげることが目的。例えば、2回目以降は合格できていないパートの学習のみに専念すればいい、といったメリットが考えられている。


介護福祉士の資格は、介護現場で働きながら取得を目指す人が多い。ルールの弾力化で負担を軽くし、挑戦しようという人の背中を押す狙いがある。外国人にとっても朗報となりそうだ。

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厚労省はこれまで、国試の科目を3つに分ける案を軸に検討を進めてきた。初回に全てを受験してもらい、次回以降は不合格のパートのみ受験すればいい形とすることを想定している。


12日の検討会では合格したパートについて、その後2年間(翌年と翌々年)にわたり受験しなくてもいいルールとすることを提案。1年ごとに1パートずつ合格していけば、3年で資格を取得できる仕組みにしてはどうかとした。合格の有効期限が切れたパートは、改めて受験しなければならない決まりとする案も示した。


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