介護労働安定センターが今月10日に公表した最新の「介護労働実態調査」の結果では、介護支援専門員の高齢化が更に進んでいる実態が報告されている。【Joint編集部】
昨年度の平均年齢は53.6歳。前年度から0.6歳上がり、介護職員やホームヘルパー、生活相談員といった主な職種の中で最も高かった。今後、加齢を理由に一線を退くケアマネジャーが増えていけば、人材不足がより深刻化する懸念がある。
60歳以上が29.4%。前年度から4.0ポイント高まり、全体のおよそ3割を占めるに至った。40歳未満は7.6%で、前年度から0.1ポイント低下していた。
この調査は、介護労働安定センターが昨年10月に実施したもの。2万人超の介護職(ケアマネジャーは2418人)の回答を集計している。