日本看護協会は26日、今年度の重点事業を明らかにする記者会見を開いた。【Joint編集部】
高橋弘枝会長はこの中で、「専門職としてのキャリア、職責に見合った処遇が全ての看護職に保障されるよう、引き続き精力的に取り組んでいく」と表明した。
高橋会長は今年度の報酬改定で実現した国の賃上げ策を評価しつつ、「看護職の平均賃金は全産業平均を下回っている」と指摘。「看護職の処遇は専門職の職責に十分見合っていない」と問題視し、更なる処遇改善に向けて働きかけていく姿勢をみせた。
日本看護協会はこの日の会見で、今年度の重点事業に訪問看護師の確保や活躍の推進などを位置付けたことも説明した。