厚生労働省は来年度の障害福祉サービス報酬改定で、質の高い人材の育成・確保を促す生活介護のインセンティブを見直す。【Joint編集部】
既存の「福祉専門職員配置等加算」の算定ルールを変える。現行、この加算は3種類。そのいずれかを算定する決まりとなっているが、厚労省は加算(I)または(II)と(III)の併給を可能とする。
有資格者が常勤で長く働いている事業所を適切に評価する狙い。今は併給が認められないため、再考を求める声が関係者からあがっていた経緯がある。
厚労省は今年度内に告示する。今月6日、来年度の障害福祉サービス報酬改定の全容を決定。その中に「福祉専門職員配置等加算」の見直しも盛り込んだ。