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2022年10月3日

紹介状なしで大病院を受診するとかかる定額負担、今月から上がります 初診で7000円以上に 厚労省

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《 画像はイメージ 》

かかりつけ医などからの紹介状を持たずに大病院を受診すると、その窓口で医療費とは別に「定額負担」の支払いを求められる。その金額が1日から引き上げとなった。【Joint編集部】

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初診の場合は現行の“5000円以上”から“7000円以上”に、再診の場合は“2500円以上”から“3000円以上”になった。患者の大病院への集中を緩和し、医療機関の機能分化、役割分担を推進する狙い。国はより合理的、効率的な体制の構築につなげたい考えで、受診頻度の高い高齢者らの行動に更なる影響を与えていきそうだ。


医科だけでなく歯科も引き上げとなる。初診が現行の“3000円以上”から“5000円以上”へ、再診が“1500円以上”から“1900円以上”へと変更された。対象となるのは国立病院や大学病院のほか、ベッドが200床以上あるなど一定の要件を満たす病院だ。救急や災害の被災者など、やむを得ない患者は全て対象外とされている。

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厚生労働省はこれまで、緊急時など「定額負担を求めなくてもいいケース」を10項目定めていた。今回の見直しではこうした例外規定も厳格化。例えば医科の再診について、「自病院の他の診療科から院内紹介されて受診する患者」「地域に当該診療科を標榜する病院が他になく、当該病院が外来診療を実質的に担っているような診療科を受診する患者」などを削除した。


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