今年度(2023年度)の第26回介護支援専門員実務研修受講試験の結果が4日に発表された。【Joint編集部】
47都道府県の報告をJoint編集部が独自に集計したところ、今回は受験した5万6611人のうち1万1844人が合格。合格率は20.9%だった(*)。
* 集計は4日時点の速報値。今後変動する可能性あり。
受験者数は4年連続で増えた。合格者数の増加は2年ぶりだ。前回より1500人強多くなっている。ただ、昨今の深刻なケアマネジャー不足を解消するような大きな変動はみられない。
合格率は再び20%台に戻った。前回より1.9ポイント上昇。近年は上がったり下がったりする傾向がみられるが、その中では小幅な動きにとどまった。今回の合格率は過去10年で3番目に高い水準。
都道府県ごとの合格率で最も高かったのは、25.4%の愛知県と香川県。以下、24.6%の埼玉県、24.4%の東京都が続いた。