活用される介護テクノロジーをどう創るか 開発企業向けCareTechシンポ、SOMPOが今月13日開催
介護ニーズの一層の拡大と現役世代の急減が同時に進んでいく今後を見据え、SOMPOホールディングスは今月13日に、介護現場の革新をテーマとするCareTechシンポジウムを開催する。【Joint編集部】
テーマは「介護テクノロジーの創りかた・使われかた」。その開発企業、スタートアップ、ベンチャー、介護現場の関係者らが対象だ。
「近年のICT・デジタル技術の目覚ましい進化は、高齢者の暮らしを利便性やQOLの面から大きく向上させられる。持続可能な介護事業モデルの構築にも寄与する」
SOMPOホールディングスの基本認識だ。今回のシンポジウムでは、新しい発想、アイデア、技術を相互に検討すること、開発企業単体では得られない気付きを共有すること、介護現場の疑問・課題の解消を図ることなどを目指す。担当者は、「登壇者やご参加の方々との情報交換の場としてもご活用頂きたい」と話す。
会場は東京の六本木アカデミーヒルズ。オンライン参加も可能で、いずれも参加費は無料だ。申し込みは事前登録フォームから。プログラムなどは以下の通り。詳細は公式サイトから確認できる。
CareTechシンポジウム「介護テクノロジーの創りかた・使われかた」概要
■ 日時:2023年11月13日(月)14時から17時
■ 会場:六本木アカデミーヒルズ タワーホール(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49F)
■ セッション1:見守り支援システムの開発と事業化
睡眠を可視化することで、介護に貢献できるのではないか − 。パラマウントベッド 技術開発本部 要素技術部 下川真人部長の講演
■ セッション2:パネルディスカッション「介護テクノロジーの創りかた・使われかた」
介護テクノロジーを開発し、介護現場で活用していくためのノウハウを、開発企業・介護事業者双方の視点から検討する
■ セッション3:「ロボット介護機器臨床評価ガイダンス」の紹介
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 梶谷勇氏の講演
■ その後、リアル会場のみで登壇者や参加者との立食形式の交流会