2023年10月23日
河野大臣、来年度の介護報酬改定で「デジタル技術の導入を強力に後押しする」
政府は23日、主要政策の1つに掲げる「デジタル行財政改革」を進めるための有識者との意見交換会で介護を取り上げた。【Joint編集部】
参加した河野太郎担当相は来年度の介護報酬改定に触れ、「デジタル技術の導入をかなり強力に後押しする改定となるように、政府をあげてしっかり対応していかなければならない」と表明。「そこはしっかりやっていきたい」と意欲をみせた。
河野担当相は、「高齢者の人口が増えている中にあって、もう既に介護職員の人数が足りないということが明確になっている。今後さらにそのギャップが広がっていくと言われている」と指摘。「介護職員が不足するという課題に対応するためには、やはりデジタル技術を駆使して、サービスの質を上げながら効率化していくということをやっていかなければいけない」との見解を示した。
また、デジタル技術の活用を介護職員の負担軽減にもつなげたいとした。