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2023年7月28日

平均寿命、2年連続で縮む コロナ禍が影響 女性はなお世界トップ 男性は4位に=厚労省

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《 厚労省 》

厚生労働省は28日、昨年の国民の平均寿命を明らかにする「簡易生命表」を公表した。【Joint編集部】

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新型コロナウイルスの影響などから男女とも前年を下回った。平均寿命の縮小は2年連続。調査方法の違いから厳密な比較は難しいが、諸外国と比べると女性はトップをキープしている。前年が3位だった男性は4位に後退した。


男性の平均寿命は前年を0.42下回り81.05歳。女性は0.49縮んで87.09歳だった。


厚労省は要因について、コロナ禍が最も大きいと分析。昨年の新型コロナウイルスによる死者は4万7635人で、一昨年よりおよそ3万人多かった。担当者は「今回はガクンと下がったが、このまま下がり続けると悲観してはいない。(平均寿命の伸びが)止まってしまったとは考えていない」と述べた。

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平均寿命の国際比較をみると、男性は上位からスイス(81.60歳)、スウェーデン(81.34歳)、オーストラリア(81.30歳)。女性は日本(87.09歳)、韓国(86.60歳)、スペイン(85.83歳)となっている。


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