松本剛明総務相は18日の閣議後会見で、今月3日から9日までの1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で3964人にのぼったと明らかにした。「直近1週間の状況は集計中だが、更に増えているとの報告を受けている」と述べた。【Joint編集部】
松本総務相は会見で、「救急搬送者数は例年に比べて多い。今後も全国的に平年より高い気温となる可能性があり、救急搬送数も増加すると考えられる」と説明。「熱中症は予防が大切」と強調し、特に重症化しやすい高齢者らに「命を守る行動を」と呼びかけた。
総務省は有効な対策として、例えば喉の乾きを感じる前のこまめな水分補給などを促している。また、エアコン・扇風機をためらわずに使うこと、夜間も十分に注意すること、服装も工夫することなどを紹介している。