高齢者の介護予防などのために自治体が展開している地域の「通いの場」について、厚生労働省は先週末、コロナ禍を踏まえた実施の留意事項の見直しを通知した。【Joint編集部】
これまでの留意事項には、「会話の際はマスク着用を徹底すること」「食事中以外はマスクを着用すること」などと明記していたが、いずれも「マスク着用を推奨する」に変更した。介護保険最新情報のVol.1130で周知している。
今回の留意事項の見直しは、政府全体の方針を踏襲したもの。3月13日からマスク着用は個人の判断に委ねられるが、重症化リスクの高い高齢者が多い場所は例外扱いとなる。
政府は今後の方針に、「医療機関や高齢者施設などへの訪問時はマスクの着用を推奨する」と記載。介護現場を支える職員についても、「勤務中のマスク着用を推奨する」としていた。