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2024年8月6日

SOMPO、介護職の5連休制度を新たに導入 人材確保へ処遇改善に注力

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《 SOMPOケア・鷲見隆充代表取締役社長 CEO|2024年7月撮影 》

SOMPOケアは今年度から、自社の事業所・施設で働く介護職が定期的に5連休を取れるようにする制度を新たに導入する。鷲見隆充代表取締役社長 CEOがインタビューで明らかにした。【Joint編集部】

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職員の負担軽減、働き方改革を具体化し、人材確保や離職防止につなげたい考え。鷲見社長は、「3連休以上はなかなか取れない業界。そこを是正したい。5連休ならできることが増えるので社員にも好評だ」と述べた。通常の休日に加えて、まずは勤続5年ごとに5連休を取れる制度として運用していく方針だ。


あわせて、介護職の賃上げにも引き続き力を入れる。今年度からは、その原資として毎年およそ40億円を投じていく計画。残業代などを除いた介護職の給与を、全産業平均の水準まで上げることを目標に施策を展開していく。


人材確保の難しさが増していることへの危機感がベースにある。他産業で賃上げが進み、介護事業者の置かれている状況は以前より更に深刻になった。


鷲見社長は、「採用がどんどんどんどん厳しくなっている。あらゆる手を打たないとまずい。うちの会社だけでなく業界が回らなくなる」と説明。コロナ禍が明けて宿泊業、飲食業などとの競争も激化しているとの認識を示し、「他の業界も様々な努力をされている。我々もより魅力ある業界にしていかないといけない」と話した。


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