2024年6月21日
【重要】LIFE新システムへの移行作業、期限は7月30日 介護事業所は必ず対応が必要
厚生労働省は20日、使いやすさや機能の改善に向けて進めているLIFE(科学的介護情報システム)の新システムへの移行をめぐり、現場の関係者へ日程などを伝える通知を発出した。【Joint編集部】
旧システムを利用していた事業所・施設が必ず行わなければならない移行作業の期限について、7月30日までだと説明。旧システムが停止される前に、新システムへの移行に必要なバックアップファイルや過去のフィードバックデータなどのダウンロードを「必ず行って下さい」と呼びかけた。
介護保険最新情報のVol.1278で広く周知している。
4月22日から一部機能の運用が始まったLIFEの新システムは、8月1日から本格稼働に至る予定。旧システムは7月末をもってサービス終了となり、バックアップファイルなどのダウンロードを含む全機能が使えなくなる。
厚労省は通知で、「7月31日はメンテナンス日でシステムが停止する」とアナウンス。移行作業を7月30日までに必ず済ませるよう要請した。
※ LIFE移行ガイドはこちらから
あわせて、8月1日から本格稼働となる新システムの主な変更点も紹介。以下のようにまとめ、「詳細は8月1日のリリースに合わせて公開される操作説明書の更新内容でご確認を」と呼びかけた。
LIFE新システムの主な変更点
◯ 今年度の介護報酬改定に対応した様式情報の登録(直接登録、CSV連携登録)が可能
◯ 様式情報の入力支援機能の追加
◯ 管理ユーザーだけでなく、操作職員も利用者情報の編集(個人情報除く)が可能
◯ 様式情報入力/変更時、利用者情報にも存在する一部重複項目(要介護度等)の更新が可能
◯ リハビリ・個別機能訓練、栄養、口腔の一体的計画書の出力機能が追加