社会福祉振興・試験センターは25日、今年度の第36回介護福祉士国家試験の結果を発表した。【Joint編集部】
受験した7万4595人のうち、6万1747人が合格。受験者数は3年連続の減少となり、合格者数も前年度よりおよそ5千人少なくなった。
合格率は82.8%。過去最高だった前年度から1.5ポイント低下したが、過去2番目の高水準を記録した。合格率が80%超となるのは今回で2回目。
今回の合格者のうち、男性は30.1%、女性は69.9%。受験資格別にみると、現場を支える介護職員、ホームヘルパーらが全体の8割超を占めている。養成校は8.6%、福祉系高校は3.5%だった。
年齢別では、30歳以下が33.3%で最多。次いで多い順に、41〜50歳が24.2%、51〜60歳が19.7%、31〜40歳が18.6%となっている。61歳以上は4.2%。