政府が20日に閣議決定した2023年版の「高齢社会白書」− 。今回も介護に関する様々な調査結果が盛り込まれている。【Joint編集部】
要介護の高齢者と同居している家族らの年齢をみると、2019年の時点で60歳以上が7割超。70歳以上も4割を超えており、いわゆる老老介護の世帯が非常に多い現状が改めて報告されている。
家庭でパートナーや親などの介護をしている人がケアに費やしている時間では、重度ほど「ほとんど終日」が目立つ。要介護3で32.5%、要介護4で45.8%、要介護5で56.7%にのぼり、いずれも最多となっている。